FOR DESIGNERS

よくある質問

建築設計者・照明デザイナーの方からよくいただくご質問を、相談・契約/設計/引渡し後に分けてまとめました。

このページの要点

  • 企画〜基本設計初期の概算提示・ご相談は無償。正式な設計フェーズに入る段階で見積・契約となる
  • 器具選定・調光方式・シーン設計は照明デザイナーの責務。インテグレーターはそれを受けてシステムを構成し、プログラムを実装する
  • 引渡し後もシーンの追加・変更は可能。保守契約を結んでおくと対応がスムーズ

相談・契約

Q. インテグレーターは、早期から関わると費用が発生しますか?

企画〜基本設計初期の概算提示・ご相談は無償です。正式な設計フェーズに入った段階で、見積・契約となります。

Q. インテグレーターは1社に決め打ちでよいですか、複数社を比較すべきですか?

Lutron 認定インテグレーターであることは必須です。そのうえで、高級住宅での経験実績コミュニケーションのしやすさで選定するのが実務的です。

スマートライトからのお願い:インテグレーターを複数比較される場合は、担当者との相性を確認することを重視いただき、見積提出などの実作業の前に1社に決定いただきたく存じます。企画・基本構想の段階であっても、概算見積を算出するには、プロジェクトを理解しシステム構成を検討する作業が発生するためです。

Q. 照明器具メーカーに照明設計を依頼しています。その場合、照明デザイナーは不要ですか?

4者の役割分担 の冒頭にある【重要】の注意書きをご覧ください。メーカーが「照明デザイナーが決めること」のすべてをカバーできない場合は、未カバー範囲を誰が担当するかを、着手前に必ず決める必要があります。特に、調光方式の選定、回路分割計画、シーン設計・キーパッド割付、スマートホームに組み込むか否かの判断は抜け落ちやすい項目です。

設計

Q. 器具選定・調光方式は、インテグレーターが決めるのですか?

決めません。器具選定・調光方式は照明デザイナーの責務です。インテグレーターは、照明デザイナーが決めた仕様に対して Lutron システムを構成します。ただし、DALI 化の可否やコストへの影響については、インテグレーターから照明デザイナーへ情報提供することがあります。

Q. 位相制御で「1回路 = 1制御単位」とは、どういう意味ですか?

位相制御は、配線の本数でしか制御単位を分けられない方式です。「リビングのダウンライト4台のうち、奥の2台だけ別に調光したい」と後から言われても、奥の2台だけが別回路で配線されていなければ実現できません。意図する制御単位ごとに回路を分けて配線する必要があり、この論理設計は照明デザイナーの責務です。電気設備設計者はこの回路分割計画を受け取り、分電盤から制御盤への回路割り当てを設計します。

詳しくは 照明設計の注意点 をご覧ください。

Q. シーン設計は誰が行いますか?

照明デザイナーがオーナーヒアリングに基づいてシーン表を作成し、インテグレーターがそれをプログラムとして実装します。シーン表は「ボタン1押下で何が起きるか」を明文化した成果物で、実施設計の段階で確定します。

Q. キーパッドの配置とボタン割付は誰が決めますか?

照明デザイナーが建築設計者と協議のうえ決定します。建築設計者は壁面意匠・動線の観点から要件を提示し、照明デザイナーが照明操作の使い勝手を加味して最終決定します。インテグレーターは、その決定に基づいてプログラムを実装します。

Q. 連動したい機器が「対応可能か」を事前に確認するには?

メーカー名・型番・通信プロトコル仕様書(あれば)をインテグレーターにお渡しいただければ、対応可否を回答できます。クラウド API 連携の機器は、メーカー側の仕様変更で動作しなくなるリスクがあるため、ローカル制御が可能な機器を優先するのが安全です。

確認項目は 照明以外の連動 にまとめています。

Q. 停電・故障時はどうなりますか? システムが故障したら照明は操作できないのですか?

停電からの復旧時は、プロセッサが自動で再起動し、通常動作に復帰します。

プロセッサの故障時など、システムが動作していない状況では、分電盤のブレーカ単位でしか ON/OFF ができない状態になります。このため、分電盤の回路分割は「Lutron が使えなくても最低限の生活照明が成立する単位」で計画する必要があります。電気設備設計者が分電盤構成を設計する際に、この観点を組み込みます。

詳しくは 照明設計の注意点 の「システムが止まったときのことを考えておく」をご覧ください。

引渡し後

Q. 後からシーンを追加・変更できますか?

可能です。引渡し後でも、インテグレーターがプログラム変更で対応します(リモートで対応できるケースも多くあります)。保守契約を結んでおくと、対応がスムーズです。

Q. オーナー自身でシーンを編集できますか?

Lutron 純正アプリで、シーンの呼び出しと調光レベルの微調整は可能です。ただし、新規シーンの作成やキーパッド割付の変更はインテグレーターの作業となります。

Q. リフォーム・増築時にシステムを拡張できますか?

物理的に追加の信号線配線や制御盤の拡張が必要になることがありますので、ご相談ください。また、新築時に将来のリフォーム・増築での拡張可能性を見越した構成を考えることもできます(その場合、初期コストは上がります)。

ここにないご質問は、お問い合わせ からお気軽にお寄せください。配線や施工に関するご質問は、電気工事業者向けの よくある質問・用語集 もご覧ください。

計画の早い段階で、ご相談ください。

企画〜基本設計初期の概算提示・ご相談は無償です。ラフプランの段階でも、システム規模と予算の目安をお伝えできます。

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